4 emath のインストール

LATEX のマクロ集である emath は、CTAN などに入れる気はないらしく、独自配布。 正直取り扱いがちょっと面倒だ (特別な理由のない限り、インストールの仕方などは、 「よくあるやり方」でやる方が親切だと思う)。


配布は 「LaTeX 初等数学プリント作成マクロ emath」 で行われている。

「こちらから,お入りください。」をクリックする。

認証用のユーザ名とパスワードが書いてある。それをメモする。(ロボット対策なのか何なのか、良く分からない。)

「入口」をクリックする。

この2つの関係も良く分からない。訂正版は最新版ということではないのか。 単純にバージョンで区別して、新しい方をお使い下さいではいけないのかな? (というか、そういうふうにできないのか?)

2022/4/6時点での訂正版はemathc210509.zip である。 ディレクトリの中にファイルが入っている形式でなく、 ファイルがそのまま収められている。 Mac の場合、Finder でダブルクリックすると、 emathc210509 というフォルダを作ってそこで展開してくれるが、 ターミナルで unzip コマンドでばらすと、 カレント・ディレクトリィにたくさんのファイルを放り出してくれる (うわっ)。 事前に中身を確認しない私が悪いのか…

という訳で、以下では、 自分で emath というディレクトリィを作り、そこで展開している。
unzip -d emath emathc210509.zip
sudo cp -pr emath /usr/local/texlive/texmf-local/tex/emath
sudo mktexlsr
もしかすると sudo unzip -d /usr/local/texlive/texmf-local/tex/emath emathc210509.zip とするといいのかな。
次回はこうしてみよう
sudo unzip -d /usr/local/texlive/texmf-local/tex/emath emathc210509.zip
sudo mktexlsr

(2022/6/11 追記) emathf051107c.zipemathc210509.zip よりもずっと大きい。ということは訂正したものだけ emathc210509.zip に入っているということなのか。
こうするの?
unzip emathf051107c.zip
sudo unzip -o -d /usr/local/texlive/texmf-local/tex/emath sty.zip
sudo unzip -o -d /usr/local/texlive/texmf-local/tex/emath emathc210509.zip
sudo mktexlsr

(2023/3/22追記) 久しぶり。事情はほとんど変わっていなかった。
unzip emathf051107c.zip
sudo unzip -o -d /usr/local/texlive/texmf-local/tex/emath sty.zip
sudo unzip -o -d /usr/local/texlive/texmf-local/tex/emath emathc221106.zip
sudo mktexlsr



桂田 祐史