15 GLSC3Dを久しぶりにインストールしてみた

実は GLSC のインストールをしたけれど、 それは前回 (「GLSC についてまとめておく (2021年版)」) と何も変わらなかった。

学生はインストールしているとしたら GLSC3D なのかな。 そちらも久しぶりにやってみよう。


GLSC3D (G.L.S.C.3D とも書いているけれど、 どちらが本名なのだろう) は、 秋山 正和 公式オフィシャルサイト「公開ソフトウェア」 で公開されている。

github (https://github.com/GLSC3DProject/GLSC3D) もあるようだけれど、 そちらからものを入手してインストールすることは考えられていないみたい。

個人的な経験では、 フルインストールした方がトラブルがないので、そちらを採用する (これは、自分が Xcode, MacPorts を常用しているせいかもしれないが、 うちの学科の学生は大体そうなので (こまめにアップデートをしているかは分からないが)、 まあいいだろう)。

Script_on_mac.zip を入手する。
curl -O http://www3.u-toyama.ac.jp/akiyama/Software/Script_on_mac.zip

Xcode, MacPorts, Xcode コマンドラインツールが必要で、 それを更新しておく。 (今時めずらしく HomeBrew ではないのね。こちらとしては助かるけれど。)

unzip Script_on_mac.zip
cd Script_on_mac
./1_Install_macports_mac
./2_Install_dependency_library_mac
./3_Test_GLSC3D_on_mac
./4_Install_GLSC3D_on_your_mac
(./1_Install_macports_mac 以降は一つ一つやった方がいいかも。 ./1 \fbox{tab} で補完されるはずなので簡単だし。)
テスト・プログラムはすいすい動いた。

最後のスクリプトは、 ~/bin, ~/include, ~/lib というディレクトリィを作り、そこにファイルを置く。

~/bin を PATH に加えてから (これは現象数理学科 Mac ではそうなっている?)、 次をする。
ccg の動作チェック
cd ~/GLSC3D_Working_Directory
ls
ccg Hello_GLSC3D.c
./Hello_GLSC3D
(./1_Install_macports_mac 以降は一つ一つやった方がいいかも。 ./1 \fbox{tab} で補完されるはずなので簡単だし。)

~ /GLSC3D_Working_Directory/GLSC3D/Manual/GLSC3D_Manual.pdf がマニュアルである。


インストーラーも含めて、Apple Silicon にも対応しているそうである。



桂田 祐史