56 xpdf     トラブル転じてフォント選び

(しばらく工事中)

以前 「xpdf-japanese」 というのを書いた。その続編と言える。


ローカルに存在する PDF ファイルならばプレヴューで開けばよいのだが、 リモート・ログインしているとき、中身の確認用にちょっと見たいことは良くある。 そういうときに xpdf は便利である。


某PDFファイルを xpdf で表示しようとして、 FutoMinA101-Bold-Identity-H がないと言われた。

こういうことは以前にも遭遇していて、 /opt/local/etc/xpdfrc
fontFile   FutoMinA101-Bold-Identity-H      "/opt/local/share/fonts/kochi-substitute/kochi-gothic-subst.ttf"
を書き足す。これで表示できた。一応一件落着。

xpdfrc を更新しておく。 どのマシンでも次のようにすれば、表示できるはず。
sudo port install xpdf-japanese +autoactivate
sudo port install kochi-substitute
curl -O http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/misc/20220226/xpdfrc
sudo cp -p xpdfrc /opt/local/etc

文字を拡大してイマイチだったので、フォントの選択について考えることにした。 上の設定ファイルでは kochi-substitute を使っているが、 IPA フォントという手もあるね。 MacTeX を使っているので
ls -l /usr/local/texlive/2021/texmf-dist/fonts/truetype/public/ipaex/
とすると見つかる。ipam.ttf とか ipag.ttf とか。

Hiragino フォントがあれば、それもも使える (「私の Ghostscript の設定 (Hiraginoフォント)」 参照)。 /usr/local/texlive/texmf-local/fonts/opentype/public/hiragino/HiraKakuProN-W3.otf とか。これはきれいだ。

将来的なことを考えると原ノ味フォントかな。 MacTeX を使っていれば /usr/local/texlive/2021/texmf-dist/fonts/opentype/public/haranoaji/ の下にあるはず (2021 は使っている MacTeX のバージョンによる)。 例えば xpdfrc に
fontFile   FutoMinA101-Bold-Identity-H  "/usr/local/texlive/2021/texmf-dist/fonts/opentype/public/haranoaji/HaranoAjiGothic-Medium.otf"
のように書けばよい。

この際、HaranoAji を使う設定ファイルを用意した。
curl -O http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/misc/20220226/xpdfrc.haranoaji
sudo cp -p xpdfrc.haranoaji /opt/local/etc/xpdfrc

拡大して見ると割といい感じ。意外と使える。
200% に拡大して表示
xpdf -z 200% なんとか.pdf

しばらく使ってみて、xpdf は意外に(くどい)便利。 これまでリモートの TeX 文書は pxdvi で読んできたが、 xpdf で十分で、pxdvi が不要に感じてきた。 特にこれまで pxdvi で全く読めなかった LATEX Beamer で作った PDF が 読めるのは重宝する。



桂田 祐史