院生用の Mac を設置したので、色々インストールした (大学の備品なので、有料ソフトのインストールは教員がやる)。 MATLAB についてのメモ。
``明治大学 MATLAB'' と検索すると
「MATLAB TAH ライセンス(包括ライセンス)」というページが見つかる。
http://www.meiji.ac.jp/isc/matlab-tah/
システム要件 (https://jp.mathworks.com/support/sysreq.html) を見る と、Windows 7 はおろか、Windows 8 もサポートしないのね。 Mac だと、El Capitan (10.11) 以降であることが必要である。 前から感じていることだけど「狭い」。 幸い、自分と学生は平気そうだけど。
教職員向けの案内は、
「教職員向け MATLAB TAH ライセンス」
http://www.meiji.ac.jp/isc/matlab-tah/tah-campus.html
ライセンスはずっと以前に取得済みである。 (どうやったっけ? ちなみにゼミで学生に取得させた時は、 ゼミ中にで書類に記入させて、ゼミ終了後事務に提出した。 割と簡単であった記憶がある。)
「?」
https://jp.mathworks.com/index.html
右上の「ログイン」からログインする。 すると、「ログイン」の部分が「桂田さん」に変わる。
その「桂田さん」から「マイアカウント」を選ぶ。 そうすると、自分が利用できるライセンス一覧が表示される。 下向き矢印 がダウンロードのアイコンである。
2017/9/20付けで R2017b というバージョンがリリースされていた (学生 Mac にインストールしたのは 9/21 でほやほや)。 インストーラーは、 (1) Windows (64-bit), (2) Mac (Intel 64-bit), (3) Linux (64-bit) の3種がある。
もちろん (2) を選択した。100MB 程度のファイルなのですぐ終了する。 zip ファイルを解くと、 matlab_R2017b_maci64.dmg というファイルが現れる。 ダブルクリックしてマウントすると、 InstallForMacOSX.pkg というファイルが現れるので、実行する。 「Java が変更を加えようとしています…」
「MathWorksインストーラー」が起動する。 インストール方法として「MathWorksアカウントでログインする」 を選択する。 「次へ(N)」 「ライセンス許諾の条件に同意しますか?」 そして「ログイン」ウィンドウが現れる。 「次へ(N)」 「ライセンスの選択」 (古いのが残っているなあ…) 「次へ(N)」 「フォルダーの選択」 「次へ(N)」
「製品選択」が現れる。 以前はすべてにチェックが入っていて、 そのままインストールを進めた学生が(時間がかかって)難儀していることがあったが、 今は推奨される製品が絞られている。
「お使いのライセンスで追加製品が利用可能です。それらを取得するには、 MATLABの[ホーム]タブの[アドオン]を使用して下さい。」 -- 良く分からない。無視する。
[インストール(N)>] おっと、大学では必ず有線接続しているのに、うっかり無線で始めてしまった。 無線基地の近くに移動する。
ダウンロード中にファイルのサイズを眺めていて、 推奨したものをそのまま入れるのは選択ミスかもと思った (案外でかい)。 MacBook では、本当に使うものだけインストールすべきだ。
Symbolic Math Toolbox は MuPAD かな?確か MATLAB のプロンプト » に mupad とすれば良かったはず。
「製品の設定に関するメモ」
「サポートされているコンパイラ」?どうなっているのか… あ、Xcode があれば良いわけね。 ``Intel Parallel Studio XE 201? for Fortran'' とか。 「次へ(N)」
「Mathworks ソフトウェアのアクティベーション」 ライセンス番号と、 アクティベーション実行者が Mathworks に送信されるとか。
無事終了。
脱線的独り言 大学の外で数学をしようという場合に、 数学ソフトウェアが利用できるかが気になる。 Mathematica はアカデミックでないと大変と思っていたが、 最近は「家庭・趣味用」ということで、 まあ購入できなくもない価格で提供されているようである。 ずっと以前は MuPAD に期待していたのだけれど、 結局は MATLAB に吸い込まれてしまった(のかな?)。 MATLAB自身はどうなるのだろう。
桂田 祐史