UNIX 使いにとっては、 簡単に色々なフリーソフトがインストール出来てとても助かる MacPorts.
ソースプログラムからコンパイルするものがほとんどなので、 事前に Xcode をインストールしておくのが必要条件である (Xcode のアップグレードをすると、 ライセンス・アグリーメントに同意し直す必要があって、 それを忘れると MacPorts がうまく動かない、 という事態が発生する)。
The MacPorts Project から、 自分の OS X にあった pkg をダウンロードし、実行する。 (これで /opt/local/bin を PATH に含めるように、 シェルの設定ファイルも自動的に書き換えられる。)
新しくターミナルを開いて (既に開いているターミナルで実行するには、 bash を使っていたら source ~/.profile, bash を使っていたら source ~/.tcshrc とする ) として、
sudo port sync |
試しに何かをインストール。 次のうち最初の2つはすぐ終わるので、チェック用に良いかも。 ものによってはかなり時間がかかるので、 余裕のあるときに。
sudo port install nkf sudo port install lv sudo port install gv sudo port install ghostscript-fonts-hiragino sudo port install netpbm sudo port install ImageMagick sudo port install lha sudo port install jpeg2ps sudo port install ffmpeg +nonfree ... |
何がインストールされたかは port installed で表示できる。
しばしば更新されるので、時々次のコマンドを実行すると良い。
sudo port selfupdate sudo port upgrade outdated |
bash 用 (~.profile に書いておく) |
alias self='sudo port selfupdate; sudo port upgrade outdated'
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tcsh 用 (~.tcshrc に書いておく) |
alias self 'sudo port selfupdate; sudo port upgrade outdated'
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個人的に Python を使っていて、 MacPorts でもインストールしているのだが、 Mac にはもともと Python が入っていて、 その関係でややこしいことになっているようだ。
sudo port -f activate python27 |
MacPorts には Xcode が必要であるが、 Xcode を更新したとき、 command line tools もインストールし直しする必要がある。 以前と違って Mavericks では、コマンドラインから
xcode-select --install |
桂田 祐史