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次の三つのうちから最低二つ実行してレポートせよ。
- (1)
- (同次 Dirichlet 境界条件の場合)
初期条件 を
で定めるとき、
差分解の誤差が の増加とともにどう変わるか確かめよ。
→ これは授業で紹介した実験をほんの少しだけ変えたもの。
指定された をプログラムに組み込み、
差分解と厳密解 (これは板書したし自分でやっても簡単) の差を
表示するようにプログラムを書き換えればよい。
- (2)
- (同次 Dirichlet 境界条件の場合)
の場合、
安定性の条件
が成り立つ場合
(これは離散最大値原理が成り立つ場合と言ってもよい) と
成り立たない場合に、
が の
増加とともにどう変わるか調べよ。
(例えば
, , ) の場合はどうか?
→
を計算して表示するようにプログラムを書き
換えて実験する。
- (3)
- 非同次 Neumann 境界条件
の場合のプログラムを作成して実験せよ。
- の場合に
の時の解の漸近挙動を調べよ。
- , の場合に
の時の解の漸近挙動を調べよ。
ちなみに厳密解は次式で与えられる。
→ 差分方程式はプリントに書いた。
その差分方程式を解いて計算するようにプログラムを書き換える。
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Masashi Katsurada
平成18年6月27日