2.3 分からないことを調べる (理解し切るのが目標)

テキストを読んですぐに分からなかったことを、理解するように努力します。

  1. 他の本・資料を読む。
    場合によっては、図書館に本を探しに行くことも。
    最近はインターネット上にも多くの参考資料がありますが、率直に言って、 玉石混淆です。特に実力のないうちは、 どれが自分の目的に合致しているのか、 まともな説明なのか、 判断するのが難しいと思います (テーマによっては偶然大ヒットすることもあるので、 とりあえず検索することは構いませんが、 すっきりしなかったら本探しにスイッチしましょう)。 この機会に信頼できる本を知って、慣れておくことを勧めます。 微分積分学や入門段階の解析関係について定番をあげておくと、
    杉浦光夫, 解析入門I, II, 東京大学出版会
    という本があります (この本をチェックしないで「見つかりませんでした」は通りません)。 ただし、微分方程式や Fourier 解析については別の本を探す必要があります。

    例えば

    藤田宏, 吉田耕作, 現代解析入門, 岩波書店 (入手しづらいが、資料室にはある)
    をあげておきます。

    なお、どの資料を見たか分かるように、 著者名、タイトルは必ずメモしておくこと。

  2. 友人・先輩・教員に質問・相談する。

重要: この段階があるため、輪講の当番の準備は一夜漬けにはできません。



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桂田 祐史
2018-02-24