1 輪講とは

輪講は、数学の世界で ``標準的'' な勉強法です。 1つのテキスト (本、論文など) を数人のグループで読み解いていくのが普通です。 順番に説明役を決め、当番の人の説明にそれ以外の皆がツッコミ (質問、 間違いの指摘、感想など) を入れていきます。

伝統的な数学科では、 学部と博士前期課程のいわゆるゼミ・卒研の時間の内容の8割以上が輪講である、 と言っても良いくらいです。

桂田 祐史
2018-02-24