2.4.2 形式的な観点から

普通は、表紙、目次、本文、参考文献表、付録、という構成になる。

本文は、章 (chapter)、節 (section)、小節 (subesction)、 段落 (paragraph) のような階層構造を持たせることが出来る。 もちろん意味と対応させることで読みやすくなる。

目次も重要な要素であり、つけることを強く勧める。 章や節の見出しも目次で見て、 レポートの構成が良く分かるようにする必要がある。

LATEX を使う場合は、 \chapter{}, \section{}, \subsection{}, \subsubsection{}, \paragraph{} (見出し付きの段落), 見出し無しの段落 (最後に空行を入れるか、 \par コマンドで段落の切れ目を作れる)、 などが自然に記述できる。 またそれを使っておけば、 \tableofcontents コマンドで目次が自動生成される。

本文の後に参考文献表を置く。

必要があれば付録もつける。付録の章・節などの番号は、本文とは別扱いにする (LATEX の場合、本文には 1, 2, 3, ...と数が、 付録は A, B, C, ...とアルファベットがつく)。

桂田 祐史
2020-05-08