意味的には、 序論、本論 (いくつかに分かれたりする)、結論、 の三部構成が良くあるパターンである。 場合によっては付録 (appendix) をつける場合もある。
序論には、テーマの説明に続き、 そのテーマについてこれまでに得られている知見 (誰がどういう成果を得ているか、どういう説があるか等) について紹介し、 このレポートでは具体的に何を目標として、どういう結果が得られたか、 短くまとめる。 それに引き続き目次代わりにレポートの構成について説明をする場合もある (第2節では…、第3節では…)。
数学の論文の場合、 序論の中に詳しく結論を書いてしまうことも多く、 その場合は結論部分は軽くなりがちだが、 序論で細かいところまで説明できないのが普通なので、 本論の後 (細かいところまで書いてあるはず) に、 それらを振り返って何が出来たか短くまとめることが多い。
桂田 祐史