3 それで tex ファイルはどう書くか

プログラミングと同じで、少し練習が必要ですが、 プログラミングの経験があれば敷居が低いはずです。

以下に示す first.tex を叩き台にして練習してみます。 自分の手で入力して (% から行末までは注釈なので不要)、 [タイプセット] ボタンで表示させるところまでやってみよう。

先頭部分は自動入力も可能です。次のおまじないをして下さい。
こうしておくと [テンプレート] で入力可能になる
curl -O http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/labo/text/LaTeX_Osusume_Template.tex
mv LaTeX_Osusume_Template.* ~/Library/TeXShop/Templates

TEX のコマンドについては、桂田 [2] (特に第5章を試してみることを勧めます) や、 ネット上の資料を参考にすると良いでしょう。


first.tex
\documentclass[12pt,dvipdfmx]{jarticle}% %以降行末まで注釈
\usepackage{amsmath,amssymb}%   そのうち必要になるので
\usepackage[a4paper]{geometry}% 用紙のサイズ、余白の指定 
\usepackage{graphicx}% 画像の貼り込みのため (そのうち必要になるので)

\begin{document}

\title{レポート}
\author{桂田 祐史}%   自分の名前にしよう
\date{2018年12月7日}% 省略すると組版した日になる
\maketitle

\section{はじめての\TeX}

\[
  \int_{-\infty}^\infty e^{-x^2}dx=\sqrt{\pi}.
\]
\end{document}

桂田 祐史
2018-12-07